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ブランドバッグの買取|靴・バッグの修理&DIY

最高の仕上がりで靴を再生させたい。

笠原 智之

PROFILE

靴修理歴15年。2020年シュハリに入社し、現在は浅草の工房で勤務。主に店頭では対応できない靴の修理を担当している。靴補修のビフォーアフターや簡単な修理方法などを公開しているインスタグラムが人気。

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靴修理が好きで、気がつけばこの道15年。

靴修理の業界で働いて、約15年になります。大学を卒業後は大手靴修理チェーン店に入社。百貨店のカウンターなどで接客や修理を担当していました。その後、靴メーカーの修理工場や他の靴修理工房を経て、靴の修理屋として独立。その後、ちょっと靴修理以外の業界も経験してみようと製本会社に入ったんです。それでも、休みを利用しては知人の工房で靴修理はしていました。やっぱり好きなんですよね、靴修理が。それでもう一度靴の世界へ戻ろうと考えていたところ、タイミングよく靴の資材屋の方から声をかけていただいて。シュハリへ入社することになりました。

オールソールなどデリケートな修理を担当。

現在は、シュハリの浅草工房で勤務。主に、シュハリの店舗や他の靴修理店のカウンターでは対応できない修理を請け負っています。時々お店の前を通りかかったお客様が「ちょっと直してもらえる?」と直接持ち込んで来られることも。補修作業で多いのは、オールソールという靴底全体の張り替えですね。革靴が主ですが、最近はスポーティなビジネスマンも多く、スニーカーのオールソールもよくやっています。特にウレタン素材の靴底は雨に弱く、経年劣化でボロボロになってしまうので、張り替えはかなりデリケートな作業になります。靴底用の素材を、厚みと形状に合わせて一から削っていきますので、なかなか骨が折れる仕事ではあります。
ひどく状態が悪い靴、たとえば靴底の減りが激しくて「もはや寿命では…」と思うものでも、お客様にとっては大事な、それでも直して履きたい靴なんですよね。そういった靴を新品同様の状態へ仕上げるのはいつもワクワクしますね。お客様の喜ぶ顔が浮かぶので。

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「オリジナル以上の履き心地」をめざして。

お客様と直に対面しなくても、靴を見ると履いてるいる人の性格を感じます。きちんとしている方は手入れが行き届いているし、ちょっとズボラな人は「ああ、雑に履いてるんだろうな」とか(笑)。でも、どんな風に履かれた靴もキレイにしてあげて、末長く履いていただければいいな、と思っています。
いちばん理想的な仕上がりは、本来の靴に再生することですね。お客様も、靴の形やデザインが好きで買っていると思うので、元の靴になるべく近い状態になるよう努めています。ただ、新品の状態がわからないこともあるので、雑誌やインターネットで調べたり、これまでたくさんの靴を取り扱ってきた経験を活かして、頭の中にイメージして作業しています。
欲を言えば、オリジナル以上の仕上がりを目指したいですね。人間の基本歩行の、かかとから着地してつま先で地面を蹴り上げて、という一連の動作がスムーズにいくように削って調整しています。見た目はオリジナルを、履き心地はそれ以上、が目標ですね。あとは、仕上がりのクオリティにバラつきがないように心がけています。

多くの人に靴修理の良さを知ってほしい。

今、ほとんど趣味のようなものなんですがインスタグラムを開設しています。そこで修理のビフォーアフターや靴の簡単な修理方法を公開したりして、より多くの方に靴修理への興味を持ってもらえたらと思っています。また、インスタグラムを通していろんなメッセージをいただいています。若い人からも「靴職人やってみたいです」のようなDMをもらったりもします。そういう声は励みになりますね。僕が発信することで、少しでも靴職人に憧れを持ってくれる方がいるのは嬉しいです。好きなことを仕事にできるのはやっぱりいいですから。

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